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  • 那覇市の若者が革製品を販売する新ブランド「PONDS」を立ち上げた
  • イタリア製の上質な革で手作りしたサスペンダーに注文が相次ぐ
  • 現在2作目を構想中で「沖縄からファッションを通じて発信したい」

 【那覇】市内でセレクトショップなどを営む若者たちが昨年末、新ブランド「PONDS」を発表した。第1弾としてヨーロッパから取り寄せた上質な革を使い、製作したサスペンダーを販売。店頭販売だけでなく、県外からも注文が相次ぐ人気ぶりだ。

プロデュースする(左から)松茂良士文さん、銘苅優作さん、新城暖さん=那覇市安里「Plant&Soil」

ヨーロッパから取り寄せた上質の革で製作された「PONDS」の製品

プロデュースする(左から)松茂良士文さん、銘苅優作さん、新城暖さん=那覇市安里「Plant&Soil」 ヨーロッパから取り寄せた上質の革で製作された「PONDS」の製品

 立ち上げたのは市安里で「Plant&Soil」を経営する新城暖さん(29)と松茂良士文さん(29)、市牧志でレザー製品を扱う「Al.mond」の銘苅優作さん(29)の3人。沖縄を盛り上げたいと1年近く構想を練り、季節を選ばず、長く使えるサスペンダーの製作を決めた。

 デザインは新城さんと松茂良さんで考え、銘苅さんが一品ずつ手作りした。「特別な製品には、特別な革を」と銘苅さん。イタリア製の上質なイングラサットレザーで製作。黒、ライトブラウン、ミッドグリーンの3色で、使用していくうちに光沢が出る。頑丈でオイルが含まれているため、湿気の多い沖縄でもカビが生えにくいのが特長だ。

 日本語で「ため池」を意味するブランド名。「名前もないが、しっかりと生命が宿る。ため池のようにたくましくなってほしい」と新城さん。12月19、20の両日にあったパーティーには100人以上の人が集まった。「1発目でこれだけ注目してもらえてありがたい」と笑みを浮かべる。

 第2弾について、デザインを担当した松茂良さんは「やりたいことはいっぱいある。実現に向けてリサーチしながら進めていく」。構想はすでに頭にできている。「沖縄からファッションを通じて発信したい」。3人の思いは一つだ。