那覇市立天妃小学校の42期卒業生約30人が成人式前日の9日、小学校卒業時に校庭の郵便ポストに預けた思い出の品を取り出す「タイムカプセル開封式」を実施した。参加者は作文や手紙、写真など「8年前の自分」と再会し、懐かしい思い出に浸った。

思い出の品を手に喜ぶ天妃小学校の卒業生ら=9日、那覇市・同校校庭

 タイムカプセル専用となっている同ポストは8年に1回開かれ、今回が2度目の開封。

 式では保護者や当時の校長の与那覇律子さん、同じく担任3人も立ち会った。那覇中央郵便局の諸見里治局長が同局で保管していた鍵を実行委員に手渡し、カウントダウンで開封された。それぞれ過去の自分が入れた物を懐かしがり、思い出話に花を咲かせた。

 卒業生の武内歩さんは小学生の自分自身からの手紙で「幸せになっていますか」と問われ、「楽しいことがいっぱい」と笑った。

 実行委員を務めた渡名喜夏鈴(かりん)さんは当時書いた恋愛小説が出てきて「なくしたと思っていた」とびっくり。「8年放置されたポストに3回ペンキを塗るなど大変だったが、喜んでいる同級生や先生を見て感動した」と充実の表情だった。