沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、外国の個人観光客を中心に相談を受け付ける「多言語コンタクトセンター」について、2017年4月から18年1月の実績を22日までに発表した。

(資料写真)外国人観光客であふれる那覇市の国際通り

OCVBコンタクトセンターの実績

(資料写真)外国人観光客であふれる那覇市の国際通り OCVBコンタクトセンターの実績

◆直行便就航でタイ語の相談、29倍に

 言語別では、那覇―タイの直行便が昨年2月に就航したことを受けてタイ語が29倍に増えた。内容は通訳依頼が最多で、次に多い情報提供ではこだわりの旅にするための問い合わせが目立った。電話、スカイプ、メールを合わせた対応件数は、昨秋に約1カ月間のシステム障害があった影響で前年同期比75件(1%)減の6446件にとどまった。

 言語別では、多い順に中国語3377件(52%)、英語1835件(28%)、韓国語717件(11%)、日本語265件(4%)、タイ語232件(4%)。スペイン語は9件、ポルトガル語は6件、フランス語は3件、ベトナム語は1件、タガログ語は1件だった。

 内容は、通訳依頼の2769件(43%)に次いで情報提供1673件(26%)が多い。内容は「権威ある空手道場で黒帯の証明書を発行してほしい」「わが子を児童館の子どもたちと交流させたい」「どうしても韓国対日本のプロ野球を観戦したい」「エコツーリズムの認定を受けている観光地を紹介してほしい」などこだわりの注文があった。

 交通機関についての問い合わせは353件(5%)で、ほぼすべてが路線バス関連。うち3分の1は周遊パス関連で、販売場所や営業時間、障がい者割引の有無などだった。トラブルは353件(5%)で、うち8割がスマートフォンや購入商品、上着や帽子などの置き忘れについての相談で、最終的には警察へ遺失届を出すよう案内したという。パスポートについては、台湾客は県内、それ以外は大阪や福岡の領事館を紹介したという。

 同センターは英語、中国語、韓国語、タイ語で365日、午前9時から午後9時まで相談を受け付けている。