【平安名純代・米国特約記者】2015年に起きた米海兵隊の航空機事故による死者数が、前年比で20%増加し、過去5年間で最多となっていたことが11日までに分かった。同年に起きた5件のうち、4件はハワイ州を含む米本土での通常訓練中に発生したもので、戦地や被災地での任務よりも通常訓練における死亡率が高いことが分かる。

 米海兵隊当局によると、2015年の死者数は18人で、14年の15人から3人増えた。

 15年1月23日には輸送ヘリUH1Yヒューイがカリフォルニア州で訓練中に墜落し、2人が死亡。3月10日には、中型多目的ヘリUH60ブラックホークがフロリダ州で訓練中に墜落、7人が死亡した。

 5月17日にハワイ州で起きた垂直離着陸型輸送機MV22オスプレイの通常訓練中の墜落事故では2人が死亡、20人以上が負傷した。9月2日には大型輸送ヘリCH53Eスーパースタリオンがノースカロライナ州で訓練中に墜落し、1人が死亡、11人が負傷した。

 通常訓練以外の事故では、5月12日にネパールで起きた大地震の救援活動中に輸送ヘリUH1Yヒューイが墜落、乗っていた海兵隊員6人が死亡している。