重い心臓病で米国での移植手術を目指す翁長希羽(のあ)ちゃん(1)の渡米が19日に決まった。入院する大阪府内の病院から現地に向かう。「救う会」は12日、目標額を上回る3億5513万4120円の募金が集まったとして、那覇市内の事務所を閉めた。

心臓移植手術に向け、19日に渡米する翁長希羽ちゃん(右)。左は昨年12月に生まれた妹の花ちゃん=「救う会」提供

 今後は同会のホームページやフェイスブックなどで、希羽ちゃんや昨年12月に生まれた妹の花ちゃんら家族の近況を発信していく。

 希羽ちゃんは19日朝、契約した医療用ジェットで両親や医療スタッフとともに関西空港を出発する。約15時間かけ、米ニューヨーク郊外の空港に到着後、手術を受けるコロンビア大学病院で適合検査を受け、臓器提供者を待つ。

 年末に募金終了を報告した「救う会」には、12日も寄付が相次いだ。144万5369円を贈った沖縄県薬剤師会の亀谷浩昌会長は「各薬局などで多くの人が賛同してくれた。有効に使っていただけたら」とエールを送った。

 同会の喜瀬真勝共同代表は「皆さんのおかげで目標額に達し、本当に感謝している。大手術に臨む希羽ちゃんを、これからも見守ってほしい」と話した。