-宜野湾市長選の意義をどう考えるか。

公明党県本部 金城勉幹事長

 「米軍普天間飛行場を抱える中で、まちづくりや市民生活の向上、教育、福祉、基地返還跡地の再開発など山積する課題を一つ一つ丁寧に前に進めるリーダーシップのある人物を選ぶ選挙であり、それは現職の佐喜真淳氏だ」

 -佐喜真氏を応援する理由は。

 「1期目に結んだ政策協定の実現を図り、市政でも与党である公明の政策提言を受け入れ取り組んだ。任期中に信頼関係は強まっている。佐喜真氏は常に市民目線で政策を語っており、首長としての大事な資質を持った政治家だ」

 -普天間問題への党としての考えは。

 「公明は県本部としてこれ以上の基地は受け入れられないと県外・国外移設を求めている。一方で、普天間を抱える宜野湾の佐喜真氏が当事者として市民の生命と財産を守るために移設先を問わず返還してほしいと主張するのは当然のことだと思う」

 -党としての取り組みや他党との連携は。

 「県本として佐喜真氏を推薦した。自民が勝利への流れをつくり、公明が後押しする。(公明所属の)議員総会を佐喜真事務所で開催し、市外でも宜野湾に人脈がある人を対象に支持を訴え、票を掘り起こす」

 -市長選が普天間問題に与える影響は。

 「佐喜真氏が当選した場合でも、民意が辺野古容認であるとは受け止めてほしくない。市長選は市民生活の向上について主張し合う機会であり、結果を辺野古の賛否に直結させるべきではない。大切なのは国と県、そして宜野湾と名護の当事者を含めた協議の場で柔軟に話し合うことだ」

 -県内政局にはどう波及するか。

 「宜野湾市長選の勝敗の行方は今後の選挙にさまざまな影響を与える。われわれも6月に県議選を控えており、自らの選挙になるよう宜野湾に取り組む」(聞き手=政経部・銘苅一哲)