-宜野湾市長選の意義をどう考えるか。

共産党県委 鶴渕賢次委員長代理

 「米軍普天間飛行場の閉鎖と返還、オスプレイの撤去、子どもの貧困や消費税増税による市民のくらしを良くする市政をつくる、重要な選挙だ」

 -志村恵一郎氏を支援する理由は。

 「志村氏は移設条件なしの普天間閉鎖返還に加えて待機児童ゼロ、中学生までの医療費と給食費ゼロを掲げている。県職員として働き、行政経験が豊富で、基地のないまちづくりを進める」

 「父親の故・恵氏は自民党の重鎮として保革を超えて人望が厚かった。現職は4年前の選挙で県内移設に反対したが、公約を破り(辺野古移設を進める)安倍晋三政権の言いなりだ。若い世代9900人の名簿を自衛隊に提供したことも許されず、市民の間にも批判は広がっている」

 -普天間問題への党としての考えは。

 「辺野古新基地建設に反対する。普天間が返還されず問題が解決しないのは自民政治の責任だ。勝手に土地を盗み、返してほしければ代わりに基地を差し出せというのは政治の堕落でしかない」

 -党としての取り組みや他党との連携は。

 「知事選で勝利した保革を超えた勢力で団結している。党としては市内に5カ所の事務所を設置し、県議や市町村議員が応援に入っている。ただ、中心となるのは宜野湾市民であり、そのための拠点として活用している」

 -市長選が普天間問題に与える影響は。

 「仮に現職が勝てば、政府はそれを突破口に辺野古新基地建設をさらに強硬に進める。志村氏の勝利は、移設条件なしの返還という市民の声を日米両政府に示すことになる」

 -県内政局にはどう波及するか。

 「翁長雄志知事を支える志村市長が誕生することになれば、『オール沖縄』の力がさらに強まることになるだろう」(聞き手=政経部・銘苅一哲)