-宜野湾市長選の意義をどう考えるか。

生活の党県連の玉城デニー代表

 「最大の争点は普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古の新基地建設の容認か、反対かの民意を示すこと。『建白書』の実現を求めていくことも重要だ。新基地反対を明確に掲げる志村恵一郎氏を全力で応援する」

 -志村氏を応援する理由は。

 「志村氏は市民の信頼を裏切らず、その人間性に対して市民からの評価が高い。現市長は4年前の市長選で『普天間』は県外移設との公約で当選したが、辺野古計画を進める政府・与党の支援を受けている。市民との約束を守らない人に市長は任せられない。前知事と同様に選挙によって市民に判断していただきたい」

 -普天間問題への党としての考えは。

 「軍港機能や弾薬搭載エリアなど新たな機能を強化した辺野古新基地建設に反対だ。県内でも有数の生物多様性豊かな貴重な海を埋め立てることは、観光立県を目指す県民の願う政策と相いれない」

 -党としての取り組みや他党との連携は。

 「党の名簿に登録していただいている個人・企業の皆さんの支持・支援を固め、街頭活動や集会参加などに全力で取り組む。翁長雄志知事を支える『オール沖縄』勢力を軸とした『オール宜野湾』の支持母体で他党との連携は十分図られている」

 -市長選が普天間問題に与える影響は。

 「宜野湾市民が『辺野古反対』の意思を示せば、米国政府と議会がその民意を重く受け止めるだろう。志村候補を当選させ、前知事が政府と約束した『普天間』の5年以内の運用停止を日米両政府にしっかり求める」

 -県内政局にどう波及するか。

 「安倍政権と軸が同じの現職が再選すれば、政府による辺野古移設の圧力や横暴性が高まる。辺野古計画の推進は『普天間』の最低でも10年の固定化になり、あってはならない。市民の賢明な判断に期待したい」(聞き手=東京報道部・石川亮太)