-宜野湾市長選の意義や争点は。

政党そうぞうの下地幹郎代表=衆院第一議員会館

 「まずは米軍普天間飛行場の辺野古移設に大きな影響を及ぼす分岐点になる。2点目は『普天間』の5年以内の閉鎖に向けて具体的なアクションプログラムをどう示すかだ。3点目は基地の跡地利用や経済政策などで宜野湾市の未来を占う選挙になる」

 -どの候補者を応援するか。

 「党として自主投票を決めた。個々の議員や党員がそれぞれの考え方の下に運動することは認める。わたし個人としての立場も明らかにしない。『普天間』の解決方法で、辺野古移設を推し進める自民が支援する現職と、辺野古は反対だが、対案を示していない新人候補とは考え方が全く一致するわけではない」

 -普天間飛行場返還問題への党のスタンスは。

 「おととしの知事選で、辺野古移設反対の翁長雄志知事が選ばれた。県民の民意は重く受け止めないといけない。ただ、反対を訴えるだけではよくない。辺野古以外の対案を出すべきだ。また、辺野古賛成というには民意があまりにもついてきていない。党として、近いうちに対案を出すことを真剣に検討し、対案を県民に示すことも考えている」

 -市長選が普天間問題に与える影響について。

 「非常に大きいと思う。現職が勝てば、翁長知事を支える『オール沖縄』勢力や辺野古反対の県民の民意に陰りが出てきたと判断されるだろう。逆に、新人が勝てば、翁長知事の辺野古反対の意思が引き続き支持されていると判断されるだろう。行政や司法判断で政府側の主張が通ったとしても、『普天間』を抱える地元からの反対意見は高い壁となり、辺野古移設の実現性は非常に厳しくなるだろう」

 -県内政局への波及は。

 「沖縄の政局はワンイシューで、『辺野古』政治になっている。6月の県議選、7月の参院選、そのほかの市町村長選にも影響を与えるだろう」(聞き手=東京報道部・石川亮太)=おわり