【石垣】石垣市への陸上自衛隊配備計画で、候補地に近い開南、嵩田、於茂登の3地区の合同会議が13日、於茂登公民館で開かれ、同候補地への建設に3地区で反対する方針を全会一致で確認した。

開南集落に隣接する自衛隊配備計画の反対を決めた3地区の公民館役員ら=石垣市、於茂登公民館

 15日に市を通じて防衛省に声明を出し、計画の説明会への参加も拒否する構え。

 3地区は10日までに臨時総会を開き「反対」の意向を確認。会議には公民館役員ら21人が参加し、3地区合同の意向表明や今後の対応について協議した。

 参加者からは「安全保障上、自衛隊配備には賛成」との意見も出たが、(1)石垣島への自衛隊配備の賛否は問わない(2)現候補地への計画は農村地域の環境が激変する(3)地元に説明なく一方的に候補地を決めた-の3点を理由に、反対することを満場一致で決めた。

 当初、3地区の公民館長は防衛省に住民への説明会を求めていたが、臨時総会で「説明会も拒否すべきだ」と意見が相次ぎ、20日に実施予定だった同会に参加しない方針を確認した。

 嵩田の金城哲浩公民館長は「防衛省側が選定理由に『近くに集落がない』と言うなど住民の不信感は強い」と述べ、今後、防衛省側から説明を求められた場合も「3地区で相談するが、おそらく拒否する」と門前払いする意向を示した。