那覇市の泡盛専門バー「泡盛倉庫」(比嘉康二店長)はカナイ経営支援研究所(那覇市、比嘉智明代表)と連携し、2013年に廃業した千代泉酒造所で貯蔵されていた泡盛の原酒を買い取り、新たなブランドとして販売する「誇酒(こしゅ)プロジェクト」を始める。7月ごろまでに新商品の販売開始を目指す。

「誇酒プロジェクト」に参加する(右から)泡盛倉庫の比嘉康二店長、カナイ経営支援研究所の比嘉智明代表、南島酒販企画室の濱中大輔室長、カナイ経営支援研究所の屋良景美氏、中野マーケティング研究所の中野貴也代表=23日、那覇市の泡盛倉庫

 千代泉酒造所は宮古島市狩俣にあった酒造所で、代表者の死去により廃業。泡盛倉庫は貯蔵タンクに残っていた33度と43度の泡盛原酒2種、約1万8千リットルを活用して、新ブランド泡盛を製造、泡盛倉庫で販売するほか、イベントを通じて飲み方や食べ合わせの提案などのブランディングも手掛ける。事業資金は3千万円で2千万円は金融機関からの融資、1千万円はクラウドファンディングを活用して資金調達を計画している。

 今後は他の酒造所の商品企画や販売などのマーケティングも請け負い、小規模酒造所の経営支援につなげたい考え。

 比嘉店長は「消費者に泡盛の商品価値を伝え、魅力に気付いてもらえるきっかけにしたい」と意気込みを語った。