沖縄県民の肥満率は改善傾向にあるものの全国平均は上回る-。2016年度県民健康・栄養調査で、20歳以上の男女の肥満者割合は前回11年度調査と比べ男性が45・2%から38・4%、女性も34・7%から25・9%にそれぞれ減少し改善した。だが、全国平均(男性29・5%、女性19・2%)には及ばず、男女ともに20歳代を除く全年代で全国を上回った。

肥満者(BMI≧25)の割合(20歳以上)

2016年度 男性38%・女性25%

 県健康長寿課は「健康・長寿復活に向けた取り組みなどにより、食生活や運動に対する県民の意識が高まってきている」としつつも「全国とは差があり、引き続き食生活の改善や適度な運動の推進、適正飲酒量の普及啓発などに取り組みたい」としている。

 調査は県が5年に1度実施。16年10~12月にかけて満1歳以上の2231人に調査した。全国値は15年度国民健康・栄養調査の結果値。

 身長と体重から計算する体格指数(BMI)25以上の肥満者の割合で、県内の20歳以上の男性は約4割、女性は約3割で、特に40~50歳代の男性が約5割と高い。

 総エネルギーに占める脂肪エネルギー比率が過剰摂取の30%を超える割合は、男性が42%(11年度32・2%)、女性が51・2%(同39・2%)で前回から増加した。

 食塩の摂取量は男女とも約45%が目標摂取量(男性8グラム、女性7グラム)未満となっていて、全国より少ない。野菜摂取量は男性276グラム(全国299グラム)、女性269グラム(同289グラム)だった。全ての年代で推奨量の350グラム未満だった。

 成人の朝食欠食率は、男女ともに約20%で、全国男性14・3%、女性10・1%を上回った。年代別では男性は20~30歳代の約31%、女性は20歳代の約43%が最も高い。

 飲酒状況では、生活習慣病のリスクを高める量(ビール千ミリリットル、泡盛1合)の飲酒をしている割合が男性19・4%(全国13・9%)で、女性10・9%(同8・1%)と男女ともに全国を上回った。