米国ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が運航する大型クルーズ「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(16万8666トン、乗客定員約4900人)が24日午前7時、中城湾港に初寄港した。同港に16万トン級の大型クルーズが寄港するのは初めて。同日、歓迎セレモニーがあり、チャーリース・タイゲ船長は「心温まる歓迎に感謝している」と喜んだ。

寄港した大型クルーズ船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」から降り、観光地へ向かう乗船者=24日午前、中城湾港

 沖縄総合事務局が昨年7月に同港の西ふ頭のしゅんせつ工事を完了。これまで5万トン級のクルーズ船の受け入れにとどまっていたが、大型16万トン級のクルーズ船が入港できるようになった。今回の寄港を皮切りに12月まで月1回のペースで15万トンクラスの大型クルーズ船が寄港する予定だ。

 今回、中国上海から寄港した同クルーズ船は全長347メートルで乗客は4888人。9割以上が中国人観光客。同日午後6時半まで停泊し、上海に戻る。

 歓迎セレモニーには中部広域市町村圏事業組合の関係者らが出席。同組合の副理事長を務める野国昌春町長は「中部地域はショッピングモールや観光地が集中している。中部地域の魅力を肌で感じてほしい」と呼びかけた。

 タイゲ船長は「アジアで最大規模の船。(中城湾港は)日本の中では大きな港ではないかもしれないが、おもてなしをありがとう」と感謝した。