沖縄県脊髄損傷者協会(仲根建作理事長)はこのほど、脊髄損傷者に必要な社会参加や医療などの情報をまとめたガイドブック「脊損サポート情報」と「Together(統合版)」の2冊を発行した。仲根理事長は「脊髄損傷者用に医療や生活情報などを総合的にまとめたガイドブックは全国でも珍しい」と話し、脊髄損傷者や支援者、関係機関に活用を呼び掛けている。

支援情報などをまとめた冊子を発刊した県脊髄損傷者協会の仲根建作理事長=23日、沖縄タイムス社

 2冊は「赤い羽根共同募金」の助成を受け、それぞれ300部発行。希望者に無料で提供する。

 「脊損サポート情報」では、県内の支援施設やリハビリを受けられる病院の一覧、医療情報や福祉制度などを紹介。「Together(統合版)」は、社会参加ガイドブックとして、排尿・排便の対応や車いすの選択方法、住宅や就労、妊娠・出産・育児など11項目をまとめている。

 仲根理事長は23日、沖縄タイムス社を訪れ、2冊の発行をPR。「障がいのある人が豊かな生活を送るためには的確な情報が必要。誇りを持って堂々と生き、充実した人生を過ごすために活用してほしい」と呼び掛けた。

 希望者は電話とメールで受け付ける。問い合わせは県脊髄損傷者協会、電話098(961)6715。メールアドレスはoffice@okisekikyo.com