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  • 大麻で摘発される20代が沖縄で急増し2015年は前年比3倍の32人に
  • 危険ドラッグ取り締まり強化で大麻回帰か。10代への広がりも懸念
  • スマホ普及でネット購入が容易になり県警は「氷山の一角」と警戒

 大麻を所持したとして摘発される若者が沖縄県内で増えている。沖縄県警によると、20代の摘発数は2014年の11人から15年には32人と約3倍に増加。今月5日には北谷町で男子高生(18)が大麻所持容疑で逮捕され、10代への広がりも懸念されている。

 県警暴力団対策課によると、昨年の大麻絡みの摘発は57人で、そのうち10代の5人を含む20代以下が37人と約65%を占める。11~14年の20代以下の摘発は10~14人で推移し、全体の3~5割だった。

 昨年は大麻事犯の検挙者数も前年と比べ4割増えた。若者を中心にまん延した“脱法ハーブ”(現・危険ドラッグ)の取り締まりが年々厳しくなり、“脱法”以前に多かった大麻へ回帰しているとの見方もある。

 大麻検挙者数が20代で急増している現状に、専門家や県警関係者は、ファッション感覚で安易に手を出す傾向と、スマートフォンの普及でネット購入がより容易になった点に警戒を強めている。

 捜査関係者は、今回の数字について「これはあくまで摘発数。氷山の一角にすぎない」と言い切る。スマホでの大麻購入が実際可能といい、「顔を合わせる密売人が介在した流通より潜在化し、把握は難しい」と話す。