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せっかくの雪遊びが・・・米軍ヘリ飛行で8回避難 普天間第二小

2018年3月26日 06:10

 昨年12月に米軍ヘリから窓が落下した普天間第二小学校(沖縄県宜野湾市)で25日、雪遊びイベントの最中、米軍ヘリが学校上空に接近し、児童らがテントに避難するなど、計8回の中断を余儀なくされた。ヘリ接近に伴う中断の多さに児童や保護者からは不満や不安の声が上がった。

普天間第二小近くを飛行する米軍ヘリ。飛行の度に子どもたちはテントなどへの避難を繰り返した=25日午後1時37分、宜野湾市・普天間第二小学校

 沖縄防衛局によると、学校上空の飛行ではなかったが、体育の授業や部活でも日常的に中断があり、宜野湾市教育委員会は「今後も学校上空は飛ばないよう、粘り強く求めていく」としている。

 イベントは北海道から届いた雪で遊ぶ企画。運動場で午後1時半から3時まで行われた。

 「ヘリが飛んできています。遊ぶのをやめて避難してください」。米軍普天間飛行場からヘリが離陸する度に、校舎近くやテントへの避難を呼び掛ける「避難指示」が8回あった。子どもたちは夢中になりかけた雪遊びの手を止め、淡々と歩いて避難。「解除」とともに遊びを再開する場面が繰り返された。

 雪を初めて見たという2年生の男子(8)は「面白い雪遊びが台無しになるから、(ヘリが)飛んだら、落下したら、嫌だ」と口をとがらせた。子ども3人が通う30代の母親は、2時間の部活で8回避難したこともあったとし「今日みたいに避難が多いのが気になる」と不安を漏らした。

 窓落下で校庭が使えず我慢した子どもたちを元気づけようと企画されたイベント。協力した日本青年会議所北海道地区協議会の中村圭会長は「遊んでいても避難しなければならない。見たことがない状況だ」と驚いていた。

 市教委の知念春美教育長は「常に過酷な状況がある。これ(中断)が続くと日常の教育活動ができなくなってしまう。現実を知ってほしい」と訴えた。

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