2015年の県内の刑法犯認知件数(暫定値)が復帰後最少の9463件となったことが15日までに県警のまとめで分かった。13年連続の減少で、10年前(05年)の半分以下となった。復帰翌年の1973年以来、約40年ぶりに1万件を割り込んだ14年をさらに416件下回った。県警は連続窃盗犯の検挙やボランティアの防犯活動などが抑止につながったとみている。

■凶悪犯 14件増の75件

 罪種別で最も多いのは窃盗犯の6936件で全体の7割超を占める。内訳は自転車盗が1369件(前年比98件減)で最多。次いで万引が1281件(28件減)、オートバイ盗が897件(86件減)、車上狙いが473件(55件減)。

 そのほか、器物損壊、住居侵入など1048件、粗暴犯781件、知能犯517件。殺人や強盗など凶悪犯は前年比14件増の75件だった。

 一方、昨年の検挙件数は4205件、検挙人数は3296人だった。

 県警安全なまちづくり推進室は、防犯ボランティアの継続した取り組み、制服警察官の積極的な職務質問が犯罪抑止に働いたと分析。垣花聡室長は「常日ごろから家、自転車、オートバイに鍵をかけて防犯意識を高めてほしい」と県民へ呼び掛けた。