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  • 2015年の沖縄県内の飲酒運転摘発数は1695件で全国平均の約3倍に
  • 人口数25位なのに実数で初の1番。1000人当たりは15年連続ワースト
  • 県警「取り締まりを強化すればするほど悪質運転手の多さが表れる」

 2015年の県内の飲酒運転摘発数が前年に比べ382件増の1695件(暫定値)となり、全国最多となる見通しであることが15日、県警への取材で分かった。人口ランキング25位の沖縄が実数で1番目になるのは初めて。人口千人当たりの摘発は県警に統計が残る01年から15年連続ワースト。県民の飲酒運転に対する規範意識の低さがあらためて浮き彫りとなった。

 交通指導課によると、県内の摘発件数は、全国平均567件の約3倍。また、人口千人当たりでは1・17件で全国平均の約5・6倍だった。

 県内の摘発件数は昨年上半期(1~6月)も人口が約5倍の愛知県と並び実数でワースト。3番目の大阪との差は100件だった。摘発上位の他県の人口をみると、愛知県は約745万人(ランキング4位)、大阪が約883万人(同2位)、4位の東京は約1339万人(同1位)だ。

 交通企画課の飲酒運転根絶総合対策室の伊波興二室長は「恥ずべき数字だ」と指摘。「取り締まりを強化すればするほど、規範意識の低い悪質なドライバーが県内に多くいることが数字に表れてくる。県民総ぐるみで飲酒運転根絶の機運をより高める必要がある」と強調した。