長野県軽井沢町で起きたバス転落事故で死亡した14人に、沖縄県うるま市出身で広島国際大1年の山田萌(めぐみ)さん(19)が含まれていたことが16日、確認された。事故から一夜明け、遺体は沖縄へ空路運ばれ、遺族とともに無言の帰宅をした。重傷を負った沖縄大1年の仲松樹乃(みきの)さん(19)は依然、群馬県内の病院で治療を受けている。

事故現場で献花し、手を合わせる遺族=16日午後、長野県軽井沢町

 一方、事故を起こしたバスの運行会社「イーエスピー」で、道路運送法で義務付けられた書類の不備など違反が常態化していたことが同日、国土交通省への取材で分かった。同省の特別監査の結果、会社側が作成する「運行指示書」にルートを記載していないケースが、今回のツアーを含め複数見つかった。国交省は17日以降も特別監査を続行し、運行停止や業務停止などの行政処分を検討する。