【那覇】人権に関する先進的な取り組みを進めているノルウェーの駐日大使館に務めるスノーフリッド・B・エムテルード参事官が12日、那覇市役所で城間幹子市長を表敬、性的少数者の人権尊重に向けた施策について意見交換した。

城間幹子市長(左)と人権を尊重する為の施策について意見交換したスノーフリッド・B・エムテルード参事官=那覇市役所

 ノルウェーの婚姻法には性別による制限がなく、2008年にLGBTの人々が受ける差別を無くし、生活の質の向上を目的としたアクションプランを策定。また同外務省は、各国大使館などを通じ、世界各地でLGBTの人々の人権を促進し、強化するためのガイドラインを作成している。

 エムテルード参事官はノルウェーの施策について「市民の協力も欠かせず、当局とNGO団体が一緒に取り組んでいる」と説明。「当局が率先して法を整備し、マイノリティーの権利を守る。先頭に立って走る人の、勇気ある行動が必要だ」と強調した。

 城間市長は「我々もまだ一歩を踏み出したばかり。当事者が生きづらいと感じる状況を何とかしなければならない」と決意を込めた。