【糸満】南部家畜市場(糸満市武富)で17日、肉用牛の初競りがあり、子牛の雌が120万8520円の最高値をつけるなど幸先のよいスタートを切った。この日の取引総額は過去最高の約3億700万円で、昨年1月に比べて約9400万円高くなっている。

南部家畜市場の初競りで、最高値で競り落とされた子牛の雌=17日、糸満市武富・南部家畜市場

 市場関係者は「昨年から、子牛の取引価格が上昇傾向。全国的に取引される牛の頭数が少ないことが、価格高騰の要因ではないか」と話した。同日、子牛377頭と成牛61頭の計438頭が競りに掛けられ434頭の取引が成立した。子牛の平均価格は74万2225円で、昨年1月より約19万5千円上がっている。

 同家畜市場運営委員会の砂川博紀委員長(JAおきなわ理事長)は「今後も、生産農家や行政と連携して農家所得の向上に取り組んでいきたい」と述べた。