「何やってるんだ?」。神奈川の県立高校を卒業した1987年3月、沖縄の高校卒業式で生徒が壇上の日の丸を引き下ろす場面をテレビで見た。同い年なのに行動の意味が理解できず、「沖縄の人は怖い」と安易にレッテルを貼った▼1年後、灰谷健次郎の児童文学「太陽の子」を偶然読んだ。