プロ競輪選手を養成する日本競輪学校(静岡県)への入学が決まった沖縄県名護市の照屋将貴さん(20)の祝賀会が、合格発表のあった14日、自宅で開かれ、親族が喜びに沸いた。

合格者名簿を手にする照屋将貴さん(前列中央)と合格を喜ぶ親族=14日、名護市

 全国から310人が受験し、70人が合格した。1次で千メートルと200メートルのタイムを競い、2次では小論文と面接などが課される狭き門。将貴さんは3度目の挑戦で関門を突破した。

 中学2年生の時に「ツール・ド・おきなわ」を観戦し、「やってみたい」と思ったのが自転車に魅了されるきっかけだった。大宮中から北中城高校に進学し、高校卒業後は師匠の仲松勝太さん(37)に指導を仰ぎ、着実に力をつけた。

 同日午後3時のインターネットでの合格発表は、自宅で家族と一緒に迎えた。電話で報告を受けた祖父・信安さん(74)は「言葉が出ないほどうれしくて涙が出てきた」と目尻を下げた。父・貢さん(47)は「やってくれたな」と喜び、母・奈智さん(47)は「信念を貫いて頑張ってほしい」とエールを送った。

 同校で5月から来年3月までトレーニングを積み、プロデビューに備える。将貴さんは「いろんな方にお世話になったので、デビューして恩返しをしたい。目標は賞金1億円を取ること。夢は大きく」と笑顔で抱負を語った。