沖縄県警は4月1日、集団で暴力的違法行為をする不良グループなど「準暴力団」の取り締まり強化や、急増する拾得物の対策などを目的に組織を改編する。県警本部刑事部暴力団対策課を「組織犯罪対策課」に改め、体制を強化する。警務部会計課には「拾得物対策係」を新設する。

(資料写真)沖縄県警本部

 組対課内に「組織犯罪特捜係」も設け、「準暴力団」の取り締まりや実態把握に努める。那覇署と沖縄署の暴対課も改編する。指定暴力団旭琉會の動向を踏まえ、「組織犯罪全般の取り締まりを強める」としている。

 観光客の増加で、昨年の拾得物は10年前の約6倍になった。拾得物対策係は、処理作業の効率化などに当たる。警務部教養課に新たに「国際人材育成係」を設け、警察官の語学力向上を図る。

 外国人が乗ったレンタカーの交通事故も増加したため、一部の署で事故捜査部門の体制を強化。県警では初めて、地元採用の女性事務職員を所属長に任命し、女性の活躍を推進する。