昭和薬科大学付属高校(諸見里明校長)を今春卒業した新垣辰昂(たつあき)さん(18)=西原町=がこのほど、東京大学理科3類に合格した。同校によると、県内からの同類の現役合格は7年ぶりで、本土復帰後2人目。医学の道に進む新垣さんは27日、「大学で医療の問題を学び、将来は患者の気持ちに寄り添える医師になりたい」と意欲を語った。

東京大学理科3類に現役合格した新垣辰昂さん=27日、浦添市・昭和薬科大学付属高校

 新垣さんが東大志望を決めたのは高校2年。午前7時半に登校しての自主学習を習慣化し、同級生と励まし合いながら勉強を続けた。

 医師を目指したのは、中学の職場体験で父親が勤める病院を訪れ、高齢者の介護を手伝ったのがきっかけ。「相手を思いながら対話することが難しく、同時に面白さを感じた」と振り返る。「将来は親族もたくさんいる沖縄に戻ってきて、恩返しができたら」と笑顔で話した。

 諸見里校長は「努力家で素晴らしい。将来はその道をリードするような医師になってほしい」とエールを送った。同校からは今春、既卒者を含む4人が東大に合格した。