【浦添】浦添市が見直しを求めているキャンプ・キンザー沖の西海岸開発計画をめぐり、那覇港管理組合は18日、記者会見し、議論のたたき台として昨年秋に作成した四つの独自案を公表した。管理組合のホームページで19日にも公開する。

四つの独自案について説明する那覇港管理組合計画課の比嘉世顕課長(左)と普天間信栄参事監=18日、那覇市通堂町の那覇港管理組合

 4案は埋め立て総面積を現行より縮小し、リゾート開発を目指す浦添市の要望(西向きのビーチ、クルーズ船バース、マリーナ)をすべて盛り込んだ。浦添市素案が提示された昨年4月以降に約5カ月かけて作ったが、(1)物流関連用地が足りない(2)ビーチやバースが将来の沖合埋め立てを阻む-のが課題だという。

 那覇軍港の移設位置については、現行案を点線で書き込むにとどまっている。軍港の移設位置変更を提案している浦添市は、西海岸と軍港を一体的に議論するよう組合側に求めている。

 管理組合は会見で「浦添ふ頭地区の開発を棚上げにする気は全くない」と強調した上で、開発スケジュールを示すのは現時点では困難と説明。那覇市内の第2クルーズ船バースの整備を先行したい考えを示した。