本年度の検定に合格した文英堂の高校英語教科書に、沖縄の郷土料理「豆腐よう」について「まるで放射性物質のよう」との表現があった問題で、同社は29日までに当該箇所を削除する訂正申請を文部科学省に提出した。文科省も認める見通し。

沖縄の郷土料理「豆腐よう」(写真提供:沖縄観光コンベンションビューロー)

 問題となった文章は、大宜味村を訪れた英国人の旅行記。本来は少しずつ食べるべき豆腐ようを一気に口に入れてしまい、「まるでブルーチーズと放射性物質が混ざった物を食べてしまったかのよう」と感想を記している。全体としては同村の食や長寿について好意的に取り上げている。

 同社は「著者の感想とはいえ、不適切な表現をそのまま取り上げてしまった。沖縄の皆さま、豆腐ようを愛する皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」と話している。