沖縄タイムスは小学生以下の子どもがいる沖縄県内在住の保護者を対象に放課後児童クラブ(学童クラブ)の利用意向に関するアンケートを実施し、県内27市町村の691世帯から有効回答を得た。子どもを通わせたい学童クラブの場所として「学校敷地内専用施設」を挙げた割合が83・8%に上った。学校内施設を利用した学童クラブが全国は54%だが、県内は11%で全国最下位。学童クラブの学校内整備が進んでいない課題が改めて浮き彫りになった。(学芸部・座安あきの、高崎園子)

子どもを通わせたい学童クラブの場所

学童を利用できない子どもの居場所

子どもを通わせたい学童クラブの場所 学童を利用できない子どもの居場所

「子どもだけで放課後」46%

 希望する学童の立地を三つ選ぶ回答でほかに、児童館などの「公的施設内」が74・3%、「学校の余裕教室」67・2%、「民間アパートなど賃貸物件」「校区内・校区外どちらでもいい」はそれぞれ7・6%だった。

 学童を利用したいが、料金が「高くて利用できない(できそうにない)」は74件(11・4%)、「待機」26件(4%)、「校区内になくて利用できない(できそうにない)」22件(3・4%)だった。

 学童を利用できない場合の子どもの居場所は「祖父母など親類」120件(47・2%)、「子どもが1人、またはきょうだいで過ごす」118件(46・5%)、「塾や習い事」92件(36・2%)だった。

 「何年生まで利用したいか」の問いでは「6年生」が139件(23・3%)で最も多く、「3年生」125件(21%)、「4年生」105件(17・6%)となり、高学年まで一定の需要があることが示された。

 回答はいずれも、子どもの人数などに応じて複数項目を選択できる。アンケートの呼び掛けには県PTA連合会や学童クラブ、認可保育園などの協力を得た。