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  • 週末にかけ強い寒気の影響で沖縄でも「雪が降る可能性がある」
  • 沖縄では一度だけ1977年に久米島で降雪(みぞれ)を観測した
  • 24・25日の最低気温は本島中南部で8度の予想だが、はたして?

 沖縄にも雪? 強い寒気の影響で寒さが続く沖縄地方で降雪の可能性が出てきた。沖縄気象台によると、23日ごろから、強い寒気が低気圧に引っ張られるようにして沖縄地方へ入り込んでくるため、平年より気温がかなり下がる見込み。沖縄本島中南部の24、25日の予想最低気温は8度。同気象台の予報官は「気温がぐっと下がることに加え、ぐずついた天気が続くことから県内でも雪が降る可能性がある」と説明する。(社会部・東江菜穂)

1月23日9時の予想天気図

雨が降りしきる中、水しぶきを上げて走る車=21日午後5時半ごろ、名護市宮里

雪だるま(イメージ写真)

1月23日9時の予想天気図 雨が降りしきる中、水しぶきを上げて走る車=21日午後5時半ごろ、名護市宮里 雪だるま(イメージ写真)

 沖縄地方で降雪が観測されたのは1977年2月17日の久米島での1度だけ。当時、久米島の最低気温は6・7度で「雪」に分類される雨と雪が交じった「みぞれ」が降った。「みぞれでなくても、あられ(氷の固まり)が降る可能性はある」と話す。那覇市内であられが降れば1987年以来、29年ぶりとなる。

 気象台は23日から25日にかけて北寄りの風が強く吹き、海上は大しけになるとして21日、「強風と高波に関する沖縄地方気象情報」を発表。予報官は「風速が1メートル増せば体感温度は1度下がる。週末にかけて記録的な寒さになる恐れがある。しっかり防寒してほしい」と注意を呼び掛ける。

 寒さは27日ごろから緩む。28日の予想最低気温は18度で、平年よりも約4度高くなる。この1週間は寒暖の差が非常に激しくなる見込み。

■雨の多い1月 平年の3倍

 沖縄地方は21日、前線や低気圧の影響により各地で雨が降った。沖縄気象台によると、沖縄地方の1月上旬(1~10日)の平均降水量は平年比の3・09倍となった。中旬(11~20日)も平年比の3・12倍となり、1961年の統計開始以来、いずれも最も多い記録となった。

 宮古島地方や八重山地方では12月上旬から雨の多い状態が続いている。宮古島では12月1日から1月20日にかけての降水量が590ミリ(平年値218・2ミリ)、石垣島で597・5ミリ(平年値221・2ミリ)を観測し、ともに平年の2・7倍となった。

 沖縄本島地方では1月上旬から降水量の多い状態が続く。那覇市の1月1日から20日までの降水量は174ミリ(平年値71・8ミリ)で平年の2・42倍、名護市では130ミリ(平年値76・2ミリ)で平年の1・71倍となった。多雨の状態は今後1カ月程度続くとしている。