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  • 沖縄県の2015年の入域観光客数が、過去最高の776万3千人を記録
  • 外国人が150万1200人(68%増)と、初めて100万人を突破した
  • クルーズ船の寄港回数増や、空路の新規就航・増便などが要因

 沖縄県文化観光スポーツ部(前田光幸部長)は21日、2015年(1~12月)の入域観光客数が前年比70万4700人(10%)増の776万3千人となり、過去最高を記録したと発表した。更新は3年連続。年度末予想は当初の目標760万人を超える780万人に達する見通し。外国人観光客が150万1200人で60万7700人(68%)の大幅増となり、初めて100万人を突破、全体の総数を押し上げた。

県内の入域観光客数の推移

 国内客は626万1800人で前年比9万7千人(1・6%)増だった。夏場の台風の影響で6月からの3カ月間は連続して前年同月比を下回ったが、円安や国内の景気回復基調が継続したことで全体では微増に転じた。格安航空会社(LCC)の新規就航や既存の航空会社の増便などによる航空路線の拡充も増加要因となった。県は今後の国内客の動向を、北陸新幹線の開通や国内観光地の競争激化により厳しい状況が続くとみている。

 外国人観光客は、中国本土からが前年の2・6倍となったほか、韓国が1・9倍と続いた。台湾、韓国、中国、香港の重点市場からの観光客数が全体の8割を超えた。増加要因について、円安や訪日旅行需要の高まりを背景に、例年よりもクルーズ船の運航期間が延び寄港回数が増えたことや、台湾や韓国を結ぶ空路で新規就航や増便がみられたことを挙げている。

■12月は61万人超 前年同月比6万人増

 県文化観光スポーツ部(前田光幸部長)が21日に発表した12月の入域観光客数は前年同月比6万4400人(11・7%)増の61万3600人だった。前年同月を上回るのは2012年10月以降、39カ月連続となる。国内客は0・2%増、外国人観光客は98・3%増だった。

 国内客は48万5300人で800人増にとどまった。

 外国人観光客は12万8300人で、6万3600人増だった。全体の構成比は国内客が79・1%で外国人観光客が20・9%だった。