毎年、旧暦2月後半~3月前半に行われる先祖供養の伝統行事「シーミー」(清明祭)。墓前に重箱や果物などを供え、一族で食べる風習は、旧盆と並ぶ沖縄の一大イベントである。今年のシーミーの入りは4月5日。家族が集まりやすい週末を中心に、お墓参りが増えるとみられるが、一方で墓参前の草刈りや掃除などに負担を感じる家庭も多くなっている。少子高齢化が進み、ますます個人墓の管理が難しくなる中、こうした負担を代行する「管理型霊園」のニーズが高まっている。そこで今回、シーミーを前に、沖縄のグソー(あの世)ヒットチャートナンバーワン、話題のユタレゲエシンガー「大兼のぞみ」(FEC所属)が県内各地の管理型霊園をナビゲート! 人気の背景を探った。ぜひ、お墓探しの参考にしてほしい。

1 視界いっぱいに広がる青空が開放的!「佐敷墓園縁しの大地」(南城市)

大空と緑に囲まれた佐敷墓園「縁しの大地」。全区画バリアフリーでお参りしやすい環境が魅力

 南城市佐敷の住宅街に隣接する「佐敷墓園縁しの大地」(仲村敏代表)は、段差のない敷地と視界いっぱいに広がる青空が開放的な霊園だ。利用者は同市内、南風原町、与那原町など那覇市以南を中心としているが、4年後の「南部東道路」(南風原南IC―つきしろ交差点)開通を控え、那覇市在住者からの問い合わせが増えている。

園内には広々とした緑地帯が設けられており、テントやイスなども無料で貸し出している

 シーミーシーズンを前に購入を急ぐケースもあり、展示品に限り特価で販売している。サイズは1.5~5.5㎡までの7タイプ(計20基)。さらに昨夏、新設した合同墓「縁しの杜」も1区画68万円で提供中だ(税込、墓石代・施工費・永代使用料・永代管理料込み)。販売担当の喜納凡子さんによると「展示品・合同墓は引き渡しまでに約1週間、新築は1カ月半かかる」という。第1期分は残りわずかとなっているため、早めの見学・検討を呼びかけている。

単身者や夫婦だけの世帯におすすめの合同墓「縁しの杜」。案内するのは喜納凡子さん

 また同園ではシーミーに欠かせない重箱やもち、果物などのお供え物、オードブルの注文を墓参りの3日前まで受けており、「手ぶら参拝」ができるのも魅力(料金は当日支払い)。家族がゆったりと集える緑地スペースもふんだんに確保されており、テントやイスなどを無料で貸し出すサービスもある。

 ◆佐敷墓園「縁しの大地」 沖縄県南城市佐敷字佐敷1481 敷地面積2800㎡ 315基

 管理:浄土真宗本願寺派城徳寺 墓石サイズ:10種 価格:68万円~(墓石代・施工費・永代使用料・永代管理料込)

 電話:0120(824)279 営業:午前9~午後6時(土日祝営業)

 公式サイト http://enishinodaichi.com/