【市塚和枝通信員】ミラノ市内の日本レストランに昨年12月22日、1週間の期間限定で沖縄そばのメニューが登場した。この機会に沖縄県人会ミラノ支部の面々が集まり、久しぶりの沖縄そばを堪能した。

沖縄そばを堪能する沖縄県人会ミラノ支部のメンバーら=ミラノ市内

日本レストラン「ふくろう」が提供した沖縄そば

沖縄そばを堪能する沖縄県人会ミラノ支部のメンバーら=ミラノ市内 日本レストラン「ふくろう」が提供した沖縄そば

 北イタリアには少数ながら沖縄出身者や両親が沖縄出身の人が住んでおり、各分野でそれぞれ活躍している。

 沖縄そばを提供したレストラン「ふくろう」の料理長の二宮由和さんは「昨年のミラノ万博に出展した長崎ちゃんぽんに協力したこともあり、日本を代表する庶民的な食を提供したく、4週間ごとのラーメンウイークを設定した」と説明。「日本で元気がある沖縄そばに挑戦したかった。若いころ沖縄に一度旅行した。宮古島で食べた味を思い出しながら、情報を集めて試行錯誤の末できあがった」と話した。

 母親が那覇市出身の内村真理子さんは「イタリアで沖縄そばを食べられるなんて大感激。郷土料理は口だけでなく、心にもおいしいものだと思った」と満足した様子。

 伊良波千明さん=うるま市出身=は「料理長とラーメン担当のカズさんの沖縄そばにかける思いに感動。沖縄を思う気持ちが強くなり、クリスマス中も早く沖縄に帰りたくて仕方なかった」と喜んだ。

 母親が久米島出身のモレッロ美雪さん=大阪生まれ=も「一回きりのイベントでなく、年に3、4回やってほしい。沖縄そばの味を知ってもらえるとうれしい。イタリア人も誰もがおいしいと思える沖縄のソウルフードですから」と感想を話した。