今季最も強い寒気が沖縄地方に流れ込んだ24日、県内の量販店やコンビニでは暖房器具やおでんの売り上げが伸びた。

暖房器具売り場を訪れた買い物客。空になった陳列棚もあった=24日、エディオン那覇メインプレイス店

 家電量販店のエディオンでは、数日前からストーブや電気カーペットが売れ、「売り上げは前年同期比で約7割増」(担当者)。那覇メインプレイス店ではストーブの売り切れが続出。24日午後時点で、陳列棚はガラガラ。「在庫は用意していたが、予想を上回るペース。展示品まで無くなる状態」という。

 コンビニでは中華まんやおでんの売り上げが急上昇。ローソン国際通牧志店では、同日午前0時から昼すぎまでで、中華まんが70個近く売れた。アルバイトの男性(19)は「いつもの倍ぐらい売れ、おでんも1・5倍ぐらい増えて、ずっと補充しっぱなしです」。カイロや手袋代わりの軍手を買い求める客も多かった。

 マツモトキヨシ久米店では23日から、目に付く出入り口近くやレジ前にカイロや入浴剤のコーナーを設けた。店員は「売れ行きは上々」と話した。

■荒天の沖縄県内 欠航相次ぐ

 強い寒気の影響で悪天候となった24日、沖縄関係の空の便は少なくとも23便がが欠航した。

 日本トランスオーシャン航空(JTA)は、那覇から福岡へ向かった便が引き返すなど、2便が欠航した。琉球エアーコミューター(RAC)は与那国と那覇を結ぶ4便と、与那国と石垣の4便の計8便が欠航。全日空(ANA)は、福岡や長崎などと那覇を結ぶ便を中心に8便が欠航した。ソラシドエアは鹿児島-那覇の4便が欠航、スカイマークは福岡-那覇の1便が欠航した。沖縄旅客船協会によると24日、海の便は257便が欠航した。25日は状況を見て判断する。