【東京】中谷元・防衛相は25日、宜野湾市長選で現職の佐喜真淳氏(51)が再選を果たしたことを受け、名護市辺野古への新基地建設に関し「普天間飛行場の固定化を避けるために移設建設事業を推進したい」と述べ、建設工事を進める考えをあらためて強調した。防衛省で記者団の質問に答えた。

中谷元防衛相

 護岸工事着手のタイミングに関しては、米軍との調整を進めつつ「天候や地元住民の生活環境に配慮しながら進めたい」と述べた。具体的な着手時期には言及しなかった。

 佐喜真氏が公約として掲げた普天間飛行場の5年以内運用停止は「できることは全て行う方針で、一日も早く普天間飛行場の抱える危険性が除去されるように努力していきたい」と述べるにとどめ、2019年2月までの実現可能性について言及を避けた。

 1月31日に航空自衛隊那覇基地で開かれる第9航空団新編行事へ参加。その際、「地元の皆さまと引き続き対話は続けたい」と述べ、調整次第で翁長雄志知事や稲嶺進名護市長ら基地所在市町村長と面会したいとの意向も示した。