【那覇】琉球衣装で着飾ったひな人形を作る講座が15、22の両日、市長田のちむぐくる学習サロン“お~きなわ”であった。接着剤で仕上げる、針いらずの人形制作に約25人が挑戦。和風とはひと味違ったおびなとめびなが完成すると「華やか」「自宅の目立つ所に飾りたい」などの歓声が上がった。

受講生たちが制作した「百十びな」

講師の座間味末子さんの手元を真剣な表情で見つめる受講生たち=那覇市長田・ちむぐくる学習サロン“お~きなわ”

受講生たちが制作した「百十びな」 講師の座間味末子さんの手元を真剣な表情で見つめる受講生たち=那覇市長田・ちむぐくる学習サロン“お~きなわ”

 NPO法人沖縄地域福祉研究所が50歳以上を対象に、さまざまな講座を実施する「沖縄ちゃ~がんじゅう大学院」の一環で、NPO法人「県琉球創作人形協会」の座間味末子さん(67)と夫の力さん(67)が講師を務めた。

 人形は頭部を紙粘土、胴体を新聞紙を詰めて制作。受講生たちは座間味さん夫妻の手元を凝視しながら、真剣な表情で紅型模様の生地や髪飾り、扇子などを次々に重ねていった。

 末子さんは「型紙の通りにやれば、誰でも手作りできる。今回学んだ生徒たちが地域の婦人会や老人会などに広めてもらえたらうれしい」と語る。

 参加した那覇市の金城信子さん(70)は「ひな人形は買うと高価だが、これなら安くて、不器用でも気軽に取り組める。それに、国王と王女という設定もすてきだと思う」と満足そうだった。