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新たな護岸工事、週内にも着手方針 辺野古新基地 6月完成目指す

2018年4月3日 08:45

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局が早ければ週内にも7カ所目の護岸工事となる辺野古崎に近い「N3」の建設に着手する方針であることが分かった。「N3」と、既に施工済みの「N5」、現在建設中の「K4」で辺野古崎南側の「埋め立て区域(2)-1」を囲み次第、本格的な埋め立て工事に入る計画だ。防衛局は6月中には「N3」を完成させたい考えで、早ければ7月中にも土砂を投入する構えだ。

護岸工事の状況

 県は新基地建設工事を阻止するため、土砂投入前に埋め立て承認の撤回に踏み切ることを検討しており、翁長雄志知事は今後、工事の進捗(しんちょく)をにらみながら撤回の時期を検討する。

 ただ、施行区域外側の近い海域に移植対象の希少なオキナワハマサンゴがあり、現段階で工事の影響の有無が見通せないため順調に進められるか不透明な部分もあるという。

 名護市教育委員会がキャンプ・シュワブ内で実施していた文化財調査が終了したことから、防衛局は2日、調査のため掘り起こした土砂を埋め戻す作業を開始した。作業が終わり次第、「N3」護岸建設に着手する方針。

 防衛局は現在、「K4」護岸を建設中で、「K3」とつながれば埋め立て区域(2)の建設に入る。ただ、ここには移植対象のオキナワハマサンゴがあり、防衛局は県へ特別採捕許可を申請しているが、翁長知事は認めていない。防衛局が(2)-1の先行埋め立てを急ぐ背景には、知事の採捕許可権限を避ける狙いもあるとみられる。

 防衛局は2014年9月に県へ提出した設計概要変更申請で、中仕切り護岸「N5」を追加し、(2)-1を先行して埋め立てる計画を提示した。申請書では土砂投入開始から約1カ月で埋め立てが終わるとしている。埋め立て面積は約7ヘクタール。

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