【宜野湾】宜野湾市長選で再選された佐喜真淳氏(51)が25日、2期目への意欲を語った。普天間の負担軽減推進会議再開に意欲を示したほか、子育て支援や西普天間住宅地区跡利用にさらに力を入れるとした。(聞き手=中部報道部・前田高敬)

本紙のインタビューに答える佐喜真淳氏=25日午前、宜野湾市野嵩の選対事務所

 -再選の感想を。

 「当選できたのもスタッフ、議員団ら多くの選対メンバーが頑張ったおかげ。私に一票を投じたすべての方々への感謝と、宜野湾市を良くしないとという責任と使命を実感している」

 -何が評価されたか。

 「年齢層や男女で判断は違うと思うが、これまでの実績と、1期目で手掛けたものを継続的に取り組んでとの期待感ではないか」

 -普天間飛行場の問題にはどう取り組むか。

 「ことしは返還合意から20年目の節目。一度リセットをというわけではないが一日も早い返還という原点に立ち返ってやるべきだ。またその間は騒音問題など基地負担軽減に一つ一つ取り組まねばならない」

 「5年以内の運用停止に向けた推進会議が国、県、市の3者で形成されたが1年以上開催されていない。別に移設先を議論するのでなく現状を変えてもらいたいという会議だが、開催される見通しがないなら直接政府に訴えるしかない」

 「県と国が法廷で争う状況になっているので懸念している。本来は話し合いで解決するのがベストで、そうしないと感情論になってしまう。そういう意味から推進会議は進めるべきだ。3者が同じような視点の中でやった方がより効率的だし重みがある」

 -名護市辺野古の新基地建設についての立場は。

 「私が名護市長ならいろんな話をするが、私はとにかく宜野湾市の声を政府に訴えていきたい。移設先の環境整備は当然政府がやるべきだ。基本的な考え方は固定化は避け、現実的に一日も早い返還に取り組む」

 -辺野古を推進する政府、与党の支援で当選したが政府の姿勢が市民の信任を得たと思うか。

 「言及するのは差し控えるが、普天間の固定化が絶対にあってはならないと公約しており、それが市民の声。その先は政府や日米がしっかり(地元の)声を聞いてやるものだ」

 -当選して最初に取り組む公約は。

 「子育てや西普天間の跡地利用計画推進、普天満宮周辺の門前町構想や市道宜野湾11号などあるが、どれが先というより一つ一つ実現していくというのが私の役割だ」

 -市民に向け一言。

 「市民が喜ぶよう、また宜野湾がさらに良くなったと思えるようなまちづくり、人づくり、未来づくりに取り組んでいきたい」