名護市親川の仲宗根和明さん(63)が、屋根を貝殻でふいた守礼の門を完成させた。24日には、門の前を通るNAGOハーフマラソンのランナーを激励した。

貝殻「守礼の門」をお披露目した和明さん(左から2人目)と千賀子さん(左端)、當山さん(右端)ら=名護市親川の国道58号沿い

 門は名護市街から仲尾次方面に抜ける国道58号に面している。高さ1.6メートルの縮小版だが、2層になった屋根にはマガキガイ(方言名ティラジャ)4500個がびっしり。貝殻の並びにもこだわり、一見して赤瓦屋根のよう。同期生が貝殻収集に協力し、妻の千賀子さん(63)と半年がかりで制作した。

 和明さんは「桜まつりや花のカーニバルなど、北部では冬の行事も多い。国道を行く行楽客の目を楽しませることができれば」と期待を込めた。

 お披露目には、和明さんが40年勤めた北部農林高校の元同僚も駆け付けた。當山一男さん(68)は「アイデアマンの和明さんは、ありふれた物でも工夫と努力で付加価値をつけるところが素晴らしい」と、ラン栽培などで切磋琢磨(せっさたくま)する後輩の努力をたたえた。