中城湾港新港地区東ふ頭沖のしゅんせつ工事現場で発見された米国製不発弾8発の不発弾処理作業が、5日午前9時から行われる。正午ごろまで処理現場から半径300メートルが「立ち入り禁止区域」となり船舶が航行・停泊できない。また、半径3千メートルは「入水規制区域」となり、遊泳・潜水が禁止となる。海中での処理のため住民の避難はない。

ジュゴンへの影響指摘 沖縄市は実施方針

 沖縄市が5日、中城湾港新港地区の沖合で予定している不発弾処理作業で、北限のジュゴン調査チーム・ザン(鈴木雅子代表)など四つの環境保護団体は3日、ジュゴンなどの生物への危険性があると訴え、日程の変更や処理場所、方法について再検討を求める文書を県と市に提出した。

 団体側は、沖縄防衛局の報告書で「個体C」と名付けられたジュゴンが伊計島近海に現れていることなどを指摘。処理予定地付近にジュゴンがいる可能性があることから、保全に向けて騒音の影響を考慮することが重要と主張している。

 市はジュゴン対策について「万が一、爆破処理地点から半径3千メートル以内の入水規制区域付近でジュゴンを発見した場合は作業を中断し、海上自衛隊などの関係機関はジュゴン等を遠ざけることになっている」と回答した。