修学旅行で来県した静岡県立裾野高校の2年生27人が27日、本紙の記事をデジタル地図上に落とし込んだアプリを使って、那覇市の国際通りとその周辺を歩いた。

写真を撮り、アプリに取り込みながら街の移り変わりを学ぶ静岡県立裾野高校の生徒たち=27日、那覇市・第一牧志公設市場

 生徒たちは、タブレット端末で現在地の地図と、その場所に関する記事や写真を確認しながら街歩き。景観の変化や歴史を楽しみながら沖縄のことを学んだ。

 生徒たちは、情報処理の授業の一環で、アプリを製作してきた。現在の地図とともに、1919年、48年、75年当時など数種類の地図や記事が取り込まれており、沖縄戦前後や本土復帰後の市街地の変遷を知ることができる。例えば、旧沖縄山形屋(現ホテルJALシティ那覇)前で地図をタップすると、同店閉店の記事(99年)が出てくる。現在の様子を撮影して載せることもできる。

 アプリを活用した那覇巡りは昨年に続き2度目。生徒たちは、沖縄タイムスの記者らから説明を受けながら、タブレットと実際の街並みを見比べていた。

 鳥居大輔さん(17)は「数年後にはまた街が変わっているかもしれない」と、各地を撮影。「動画も作ると、面白そう」とアイデアを膨らませていた。横山菜々さん(17)は「年代を経るうちに観光客向けの道になっていった様子が分かった。平和通りは日用品の店が多くて、今も地元の人に親しまれているようでよかった」と話した。