【東京】政府と県が新たに設置した「政府・沖縄県協議会」の初会合が28日、首相官邸で開かれ、沖縄の基地負担軽減と振興策について継続して議論することを確認した。

「政府・沖縄県協議会」の初会合に出席した(右から)中谷防衛相、菅官房長官と沖縄県の翁長雄志知事(左から2人目)ら=28日午前、首相官邸

 政府側から菅義偉官房長官や島尻安伊子沖縄担当相、岸田文雄外相、中谷元・防衛相、杉田和博官房副長官、県からは翁長雄志知事と安慶田光男副知事が参加した。同メンバーで協議会を構成することも決めた。協議は冒頭以外は非公開で約30分間行われた。

 協議後、報道陣の取材に応じた翁長知事は「これから直接、いろいろな問題のテーマについて話し合っていきたい。(菅長官に)ぜひ沖縄の歴史の理解の中で県民の気持ちに寄り添ってもらいたいと話した」と会談内容を説明した。また、政府と県側との既存の協議会の整理統合についても議論する考えを示した。

 名護市辺野古の新基地建設問題や普天間飛行場の5年以内の停止、宜野湾市長選の話題にはならなかったという。

 同協議会は昨年夏の政府と県との集中協議後に設置を決めたが、約4カ月にわたって開催されていなかった。次回の開催は早くて3月末ごろになる見通し。