沖縄県は2003年施行のはしか発生時対応ガイドラインの発生状況を最高レベルの3に引き上げ、早めに予防接種を受けるよう呼び掛けている。糸数公保健衛生統括監は「感染予防には2度の予防接種を受けることが重要」と強調。定期予防接種対象の1~2歳と小学校入学前の乳幼児だけでなく、特に接種歴が0~1回で周囲に子どもがいる成人にも接種を促している。県は厚生労働省とワクチンの安定供給についても確認した。

沖縄県は早めの予防接種を呼び掛けている

 定期接種の対象者は無料だが、その他は有料になる。生産量が多いはしかと風疹の混合ワクチン(MRワクチン)は約1万円、はしか単独は約5千円。

 糸数統括監は「感染力が強く、不特定多数の人と接することの多い成人の患者が多いのが特徴だ」とさらなる感染拡大を警戒。定期接種が1回だけだった1977~90年生まれの成人にも接種を呼び掛けている。

 また、生後6カ月~1歳未満の乳児も予防接種を受けることが可能で、県などは公費負担の検討を進める。今回は海外からの観光客が発生源であることから、県では観光客らに体調不良の場合の外出自粛や予防接種の確認呼び掛けなどの取り組みについて、協議を進める考えだ。