伊江村老人クラブ連合会(宮里徳宏会長)主催の「男の料理講習会」が25日、村社会福祉協議会(内間博昭会長)福祉センターで開かれた。高齢者の独居世帯や老夫婦世帯が増える中、食の自立と栄養管理に対する知識を深めてもらうことが目的。栄養士を講師に、老人クラブ女性部の協力を得て、クラブ男性会員を対象に数年前から実施している。

冬野菜たっぷりの鍋料理に挑戦した男の料理講習会参加者ら=伊江村福祉センター

 ことし1回目の料理講習会のメニューは、冬野菜をふんだんに使ったちゃんこ鍋と豆乳鍋。女性部の知念レイ子会長(71)をはじめ、大城初枝副部長(76)と島袋敬子さん(80)のサポートを受けながら、白菜やニンジン、しめじなどを手際よく食べやすい大きさに切り分け、手作りの鶏つみれとともにだしで煮込んだ。約1時間かけて2種類の鍋料理が完成した。

 普段なら完成した料理を参加者らで食べるが、この日は老人クラブ女性部の役員と村社協のスタッフら合わせて15人も招待し、「男の料理」でもてなした。薄味でヘルシーに仕上げた料理に「おいしい」「いい味加減だ」と好評で、会話も弾んだ。

 講習会常連の新垣長信さん(75)は「この年齢になると体調のことが一番気に掛かる。毎回、健康的で手軽に作れるメニューが学べるので大変助かっている」と喜んだ。

 宮里会長は「今日のような寒い日にぴったりの料理で心身共に温まった。ぜひ自宅でも作って、家族、特に奥さんの胃袋をつかんで下さい」とあいさつし、笑いを誘った。

 村社協の東江訓枝事務局長は「元気の源は食から。毎日を健康に過ごしていただくために、今後も講習会を継続してほしい」と期待を述べた。(屋嘉比りさ通信員)