国交省大阪航空局那覇空港事務所は、那覇空港前の身障者専用乗降所のスペースを青くペイントして運用している。身障者専用にもかかわらずレンタカーの送迎バスやタクシー、一般車などの対象外の利用が目立つことから、分かりやすく塗ることを決めた。

青くペイントされた「身障者専用乗降所」の適正利用を訴えるNPO法人バリアフリーネットワーク会議の嶋田英史さん(左)と親川修代表=那覇空港国内線ターミナル前

 ペイントしたのは、国内線ターミナルの到着口付近、出発口付近、国際線ターミナル前の計4カ所。

 NPO法人バリアフリーネットワーク会議(親川修代表)が昨年10月20~22日に実施した調査では、国内線ターミナルの到着口付近の身障者専用乗降所を午前10時から午後5時に利用した車両190台のうち、約8割に当たる154台が対象外だった。うちレンタカーは22%、タクシーは18%を占めた。

 同NPO法人によると、県外の主要空港の身障者専用乗降所はほとんどがペイント済み。同法人の嶋田英史さんは「青く塗ることで『ここは身障者の方以外は止めてはいけない』と心理的な抵抗感が生まれる。そういうハード面を整備しながら、身障者への思いやりを育てていきたい」と話している。