沖縄観光に訪れた九州盲導犬友の会(片山由美子会長)のメンバーら16人と盲導犬13匹が30日、恩納村冨着の「カフーリゾートフチャク コンド・ホテル」(荒井達也総支配人)に宿泊した。県内ホテルで、盲導犬を連れた視覚障がい者の団体客受け入れは初めてという。

ホテルスタッフから室内の間取りなどの案内を受ける利用者たち=30日、恩納村のカフーリゾートフチャク コンド・ホテル

 一行はホテルに到着し、バスの中でチェックイン。ホテルスタッフに部屋まで案内され、点字で示された部屋の間取り図や食事メニューなどの紹介を受けた。ホテル側は電灯のスイッチや浴室のシャンプー類の容器などに点字シールを貼り、視覚障がい者が単独で利用できるようにした。沖縄旅行は1泊2日の日程。夜は近隣の飲食店で、朝食はホテルのビュッフェを利用する。同ホテルでは受け入れに向けて、1月上旬に研修会を実施。案内方法や食事の配膳、紹介の仕方などを学んだ。

 片山会長は「徹底的に準備されていて100点。間取り図が事前に送られていたらもっとよかった」と受け入れ態勢を評価し、「視覚障がい者や盲導犬への理解がもっと広がってほしい」と述べた。

 同ホテルを運営するKPG HOTEL&RESORTの田中正男社長は「全ての人に優しい観光立県に向け、一生懸命取り組んでいる。村内、県内のホテルに広げることもわれわれの仕事だ」と語った。