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  • 世界の監視カメラ映像を公開するサイトに沖縄からも4カ所流出
  • 個人でカメラを設置したケースが主で、全てパスワードが未設定
  • 県警は「空き巣など犯罪に利用されかねない」と注意を呼び掛け

 世界中の監視カメラ映像をリアルタイムで見ることができるロシアのウェブサイト「Insecam」が物議を醸している。公開されているのはパスワードが未設定だったり、初期設定の状態などセキュリティー対策が不十分なカメラ。沖縄県内4カ所の映像も流出しており、県警サイバー犯罪対策室は「設置場所次第で空き巣などの犯罪にも利用されかねない」と無防備なカメラの設置に注意を呼び掛けている。

120カ国以上、日本国内4200件余りのカメラ映像を公開する「Insecam」のウェブサイトに流出した那覇市の映像

 公開されている映像は120カ国に上り、日本は米国に次いで2番目に多い4200件(29日現在)。同対策室によると県内では那覇市の波之上付近、北谷町美浜付近の全景のほか、道路しか映っていない場所不明の映像も。4カ所のカメラは全てパスワードが設定されていなかった。

 サイバーセキュリティーに詳しい琉球大工学部の長田智和准教授は、流出した映像について「個人でカメラを購入して設置したケースが主。外出先からネット回線を通じて映像確認できるよう設定した際に、パスワード未設定のままの状態が多い」とみる。「ID・パスワードを設定し、アクセスできるアドレスを絞ること。2重の制限をかけることが重要」とセキュリティー対策の徹底を訴えた。