プロ野球12球団は2月1日、国内外でキャンプインする。新監督が率いる阪神、DeNA、楽天の3球団が31日、沖縄入りし、県内で始動する6球団がそろった。セ、パ両リーグが同時に開幕する3月25日へ向けた準備が本格化する。

歓迎式で花束を受け取るDeNAのアレックス・ラミレス監督(左から2番目)ら=那覇空港(金城健太撮影)

歓迎式で少年野球チームから花束を贈呈される梨田昌孝監督(右から2人目)ら=久米島空港

歓迎式で花束を受け取るDeNAのアレックス・ラミレス監督(左から2番目)ら=那覇空港(金城健太撮影) 歓迎式で少年野球チームから花束を贈呈される梨田昌孝監督(右から2人目)ら=久米島空港

 阪神の金本知憲監督はスタッフ約20人とともに那覇空港に到着。大勢の報道陣やファンが待ち受け、注目の高さをうかがわせた。アレックス・ラミレス新監督率いるDeNAは宜野湾市に、梨田昌孝監督の楽天は久米島に入った。

 宮崎市では3年連続日本一を狙うソフトバンクの歓迎パレードが行われ、工藤監督や柳田らがファンの歓声を浴びた。高橋新監督の下で2年ぶりのリーグ優勝を目指す巨人は、同市内の神社で必勝祈願。昨季セ・リーグを制したヤクルトは既に沖縄に入っており、2年連続での打率3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリー達成を狙う山田らが球場で汗を流した。

 日本ハムは米アリゾナ州ピオリアで29年ぶりの海外キャンプに臨む。選手らは既に現地入りしており、大谷はブルペンで投球練習して1日(日本時間2日未明)のキャンプインに備えた。2軍は国頭村で始動する。

<DeNA>嶺井「全てアピール」

 DeNA球団初の外国人監督となるアレックス・ラミレス監督は、那覇空港での歓迎式で「チャンピオンになるためにチーム一丸となり、ここから頑張る」と英語であいさつし、昨季最下位からの巻き返しを誓った。

 県出身選手もキャンプを翌日に控え、決意を新たにする。嶺井博希捕手(24)は「開幕からレギュラーを取れるよう、全てをアピールしたい」と表情を引き締める。昨季はチーム内捕手最多の74試合に出場し、打率2割3分7厘、5本塁打、26打点をマークした。正捕手の座確保へ「ことしも出られるという保証はない。勝負できるように頑張る」と話した。

 プロ2年目の福地元春投手(25)は「地元沖縄に、また温かく迎えてもらってうれしい」と頬を緩めた。ルーキーイヤーの昨年、13試合に登板した。2年目のキャンプに向け、「要領も分かっているので初日からアピールしたい。1軍の打者はレベルが高い。変化球も磨いていく」と意気込んだ。

 DeNAは28日まで宜野湾球場でキャンプを行う。

<楽天>「日本一奪還を」久米島で町民歓迎

 【久米島】梨田昌孝新監督率いる楽天も31日、久米島入りし、久米島空港で少年野球チームや町民らの熱烈な歓迎を受けた。和太鼓の連打の中、出迎えた大田治雄町長は「リーグ戦を制覇して日本一を奪還して」と激励した。

 梨田監督は「12年目のキャンプを実りあるものにしたい。2年連続最下位の悔しさをぶつけ、しっかりと練習できるよう、みなさんの叱咤(しった)激励をお願いします」とあいさつ。銀次選手会長は「心と体を鍛えて1年間戦えるよう努め、梨田監督を胴上げしたい」と決意を述べた。(比嘉正明通信員)