7日は清明(シーミー)入りして初めての週末。那覇市の識名霊園では、冷たい風が吹き付ける中、先祖を供養しようと墓掃除をしたり親族でクヮッチー(ごちそう)を囲んだりする人々の姿が見られた。

墓前で供え物を分け合う家族=7日午後、那覇市・識名霊園(落合綾子撮影)

 大城家のお墓には4家族10人が集まり、手製のおにぎりやちらしずし、三枚肉の煮付けなどに舌鼓を打った。最年長の大城代美(よみ)さん(79)=那覇市=は「きょうは寒いけど、霊園が混まないうちにね」と笑顔。その息子の大城安誉(やすたか)さん(46)=豊見城市=は「子どもたちと参加できてうれしい。本当は部活などに行きたいはずだけど、風習は大事に引き継ぎたい」と話していた。

 小禄中2年の高江洲大夢(ひろむ)さん(13)と、沖縄クリスチャンスクールインターナショナル高等部1年の大城楼桜(ろさ)さん(15)は大人にお茶を配るなど気配りを見せていた。楼桜さんは「去年は雨が降ったし、今日も2時間草刈りした。でも皆で集まるシーミーは楽しい」と充実した表情を見せた。