プロ野球の春季キャンプが始まった1日、沖縄県内はあいにくの雨模様となったが、各球場には大勢のファンが詰め掛け、憧れの選手らの動きに見入っていた。

DeNAの久保裕也投手のサインを求めて多くのファンが行列をつくった=1日午後、宜野湾球場

大勢の記者やファンに囲まれて球場に入る阪神の金本知憲新監督=1日、宜野座村

DeNAの久保裕也投手のサインを求めて多くのファンが行列をつくった=1日午後、宜野湾球場 大勢の記者やファンに囲まれて球場に入る阪神の金本知憲新監督=1日、宜野座村

 阪神のキャンプ地、宜野座村野球場には金本知憲新監督の門出を見届けようと、ファン約800人が集まった。那覇市の自営業、宮城栄喜さん(54)は裏地に球団ロゴが入ったオーダーメードのジャケットを着て到着。「キャンプインの2月1日には必ず子どもが熱を出す。そういうことにして、毎年家族で来ています」と笑った。

 ヤクルトがキャンプを張る浦添運動公園には、昨季のセ・リーグを制したツバメ軍団を一目見ようと多くのファンが集まった。

 リーグ最多打点王の畠山和洋選手から、折れたバットをもらった石嶺小2年の上里大君(8)は「山田哲人選手より好きになった」と目を輝かせた。

 宜野湾市立野球場を訪れた横浜DeNAファンの会社員、川俣茜さん(22)=名古屋市=は一眼レフカメラを片手に、投球練習場に張り付いた。

 お目当ては昨季セ・リーグ新人王に輝いた山崎康晃投手。「投げっぷりが大胆で好き。2年目もけがなく活躍してほしい」と熱い視線を注いだ。

 千葉ロッテのキャンプ地、石垣市中央運動公園では大嶺祐太・翔太の石垣出身兄弟と宮古島出身の伊志嶺翔大、川満寛弥の「先島4人衆」が、地元の野球少年らの人気を集めていた。