【知花愛実通信員】米ハワイ州ホノルル市にある東西センターで3月26日、第7回ウチナーンチュ・トークストーリー会議が開かれた。WUB(ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション)の主催。

会議に出席した(左から)WUBのジョン・タサト氏、OISTのピーター・グルース学長、WUBのジョン・トグチ氏

 7回目となる今回の会議では、沖縄科学技術大学院大学(OIST)のピーター・グルース学長が基調講演。「ハワイと沖縄のSTEM(科学Science、技術Technology、工学Engineering、数学Mathematics)教育と研究 最先端の視点から」をテーマにWUB関係者やハワイ大学研究者、教育者、学生ら約100人が参加した。

 グルース学長は「技術革新は、地球温暖化や自然資源を巡る戦争などグローバルな問題を解決する鍵である」とSTEM研究の重要性を紹介した。ハワイ大学のデイビット・ラスナー学長(情報科学博士)とケネス・カネシロ教授(生物学博士)、ワイルア高校数学教師のグレン・リー氏(ロボットコンペ優勝チーム監督)、ハワイ州デービッド・イゲ知事(元エンジニア)らが登壇し、沖縄やハワイにおけるSTEM教育の実情、課題について意見交換した。

 沖縄で理科教師の経験があり、現在ハワイ大学院で教育学を学ぶ増田裕一郎さんは「OISTなど高等教育機関と地元の小中高のSTEM教育が連携し、継続的に発展させるにはどうすればよいか」と問い掛けた。パネリストらはハワイと沖縄の将来を担う若いリーダーがSTEM分野でも必須だと強調した。また、WUBからOISTと沖縄のSTEM教育の発展につながるプログラムに充ててほしいと、寄付金2万5千ドルがOISTに贈呈された。